中性脂肪とは

スポンサードリンク

※中性脂肪とは


脂肪酸とグリセリン(グリセロール)が結びついて性質が中性を
示します。このことから「中性脂肪」と呼ばれます。

生活習慣病における中性脂肪の扱いは多岐にわたり、
一時期は完全に無視されていたこともありました。

中性脂肪は軽視されて、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や
HDLコレステロール(善玉コレステロール)が重要とされていました。


現在世界の高脂血症治療の
最先端・最高峰を示すATP-IIIというステートメントでは
中性脂肪も補正すべき立派な存在へと再認識されました。

最近では特にメタボリックシンドロームの診断基準に
積極適に導入され注目されています。



一般的に脂肪と呼ばれているのは、中性脂肪(トリグリセライド)のことなんです。

脂肪組織は部位によって内臓脂肪・皮下脂肪などと分類されていますが、
いずれ場合も中性脂肪が蓄積したものです。

中性脂肪の主な役割を以下に示します。


1.エネルギーの貯蔵

エネルギーが不足すると、体内に蓄積される中性脂肪は、
遊離脂肪酸に分解、血液中に放出され全身に運ばれます。

中性脂肪は、細胞が正常に活動するため体内各部分のエネルギー源となるのです。

1グラムあたり 糖質⇒4kcal
  
たんぱく質⇒4kcal
  
脂肪⇒9kcal となっていて、たんぱく質、糖質と比較しても、
とても優れたエネルギー源になるのです。

しかし、肥満の方にとってはかなりのカロリー源だと思います。

ちなみに、水1リットルの温度を1度上昇させる時に必要となるエネルギーは1キロカロリーです。

わずか1キロカロリーの違いでもエネルギーとして
切り口を変えて見ると大きな違いになります。

中性脂肪の場合、脂肪1gを燃焼させるためには、
0℃の水1リットルを9℃にまで温度を上昇させる
エネルギーが必要になるのです。

これは相当な量のエネルギーになります。


2.体温を維持する

寒さから体を保護して、体温を一定に保つ役割りを果たします。
ある程度の衝撃から身体を守ります。

体内の中性脂肪の量が極端に減ると、体温の調節機能に障害が出ます、これが中性脂肪の体温調節機能です。


3.内臓を外部の衝撃から守る役割

多少、体が何かと接触しても、程度の差こそありますが痛いだけですんでいるのは、中性脂肪のおかげなのです。

衝撃から内臓など体内の重要な器官を守るクッションのような働きをしています。
(限界を超えた激しい衝撃の場合は別です。注意してください)

近年の研究から、脂肪細胞から多くの生理活性物質が分泌されていることがわかってきています。

これらの物質は、アディポサイトカインと呼ばれています。
(余談ですが「アディポ」は脂肪という意味です。)


中性脂肪が少なすぎたり、多すぎたりすると、
アディポサイトカインのバランスが崩れ、
ホルモンの分泌や免疫系、血液の状態、生殖機能などに
様々な障害を引き起こす恐れがあります。

アディポサイトカインは、身体のいろいろな機能を
維持する為に重要な役割を持っています。

スポンサードリンク

|中性脂肪
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。